変わる流通【保険流通革命】2019/06/07

= ネクタイ派手夫の保険流通革命(保険ショップ成功の鍵)=

≪ 変わる流通 ≫

2019年6月7日版

ネット通販大手の「アマゾンジャパン」が食品スーパー大手「ライフ」と組んで、生鮮食品などの宅配サービスをスタートさせるというニュースが報じられました。

アマゾンジャパンの生鮮食品も扱う有料会員向けの通販事業にライフが出店し、このサービスで、利用者が注文すると、ライフの店舗で店員が商品を集め、アマゾン側が配達するという流れになります。注文から、何と「最短2時間」で利用者に商品が届くという圧倒的な流通を予定しているそうです。強烈なスキームで差別化になりますね。

両社は、このサービスを年内に東京都内の一部で始め、利用者の反応を見て地域を広げていくということですが、アマゾンジャパンで商品注文すると翌日には確実に届くという過去の「安心の実績」があるので、最短2時間の配達も嘘ではないなというイメージがあり、流通・物流としてのアマゾンの強みが、これで更に加速化すると思います。

「高齢者」や「共働き世帯」の増加で、両社は生鮮食品などの宅配への需要が高まると見込んでいて、このサービスでアマゾンジャパンは品ぞろえを強化する一方、ライフは顧客層の拡大を狙っています。

通販と流通の連携としては、「楽天」が「西友」と、「アスクル」が「セブン&アイ・ホールディングス」と組んで、生鮮食品などの宅配サービスを行っていますが、今後、益々こうした「提携ビジネス」は拡大すると思います。

少し前であれば、人もいたので、どこの企業も「提携ではなく自社で作る」方向性でしたが、人はいない、働き方改革でそれどころではないという感じですので、今の主体は「出来る所と提携する」が主流となっています。

そして、モノを届ける物流・流通の柱が、アマゾンやアクスル、楽天といった通販業者に変わろうとしています。「届ける」という意味では、従来の運送業者に変わって通販業者が主体に変わろうとしています。そして「取りに行く」という意味では、保険代理店の事務所や保険ショップも活用次第では可能なのです。

現在、保険代理店がヤマダ電機子会社を活用して実際に「家電販売」していますが、保険代理店を通じて購入いただいた家電は基本、保険代理店に届きます。お客様が保険代理店まで来ていただければ商品をお渡しできるスキームですが、別に支障もなく販売できています。むしろ、お客様と会えるチャンスが増えるということで、多くの保険代理店さんで家電販売していただいています。

流通・物流のハブに保険代理店がなりうることが出来れば、個人情報を多く有する保険代理店の新しい生き方の一つが見つかるかもしれませんよね。

日本生命社が資産運用の一つとして大阪に大型物流施設を作っていますが、将来的に保険会社が流通・物流を抑えるという可能性はゼロではないと思います。

物流・流通の概念が大きく変わっている今日、保険代理店も「保険業」の殻を破って展開することで、新しい提携の話を引っ張って来ようくらいの気概を持って取り組んで行こうではありませんか。

投稿者: 広報担当

全国保険代理店会【全代会】事務局 広報担当です。